基本情報

所属
早稲田大学 文学学術院 教授
学位
博士(学際情報学)(2013年3月 東京大学)

通称等の別名
ドミニク・チェン
研究者番号
50801784
J-GLOBAL ID
201701018411726255
researchmap会員ID
B000279077

外部リンク

1981年生まれ。フランス国籍。博士(学際情報学)。

NTT InterCommunication Center[ICC]にて研究員としてオープンライセンス(クリエイティブ・コモンズ)に基づいたメディアアートの映像アーカイブの構築を行った傍ら、日本におけるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの普及を行うためにNPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパン(現・コモンスフィア)を立ち上げ、理事に就任。
2008年に情報サービスの企画・開発・運営を行う株式会社ディヴィデュアルを創業し、多数のウェブサービスとスマートフォンアプリケーションを開発、2015年度と2016年度のApple Best of AppStoreに選出される。同社は2018年1月にスマートニュース株式会社にM&Aされた。
2017年4月より早稲田大学文化構想学部准教授(表象メディア論系)。2022年より同大教授。デジタル・ウェルビーイングの観点から、テクノロジー、人間と自然存在の関係性を研究している。
2008年度IPA(情報処理推進機構)未踏IT人材育成プログラムにおいて、スーパークリエイターに認定される。日本におけるクリエイティブ・コモンズの普及活動によって、2008年度グッドデザイン賞を受賞。近年では21_21 DESIGN SIGHT『トランスレーションズ展―「わかりあえなさ」をわかりあおう』(2020/2021)の展示ディレクター、グッドデザイン賞審査員(2016~)を務めるほか、人と微生物が会話できる糠床発酵ロボット『Nukabot』(Ferment Media Research)の研究開発や、不特定多数の遺言の執筆プロセスを集めたインスタレーション『Last Words / TypeTrace』(遠藤拓己とのdividual inc. 名義)の制作など、国内外で展示を行いながら、テクノロジーと人間、そして自然存在の関係性を研究している。

著書に、『コモンズとしての日本近代文学』(イースト・プレス)、『未来をつくる言葉―わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)、『作って動かすALife:実装を通した人工生命モデル理論入門』(オライリー・ジャパン、2018年7月、共著)『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、2017年7月、共著)、『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版、2015年)、『インターネットを生命化する:プロクロニズムの思想と実践』(青土社、2013年)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック:クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社、2012年)など。監訳書に『メタファーとしての発酵』(オライリー・ジャパン)、『ウェルビーイングの設計論―人がよりよく生きるための情報技術』、監修書に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために―その思想、実践、技術』(共にBNN新社)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版、監訳)など。


受賞

  13

論文

  65

MISC

  212

書籍等出版物

  50

講演・口頭発表等

  86

担当経験のある科目(授業)

  7

所属学協会

  1

Works(作品等)

  14

共同研究・競争的資金等の研究課題

  5

学術貢献活動

  3

メディア報道

  66