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基礎情報学/ネオ・サイバネティクスの研究,論考発表サイト
 

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お知らせ

本サイトは,基礎情報学を含むネオ・サイバネティクスの研究紹介,論考発表のサイトです。
This website is for introducing research and presenting fruits on Neo-Cybernetics, including Fundamental Informatics.


<基礎情報学/ネオ・サイバネティクス関連ブックガイド>

公開研究会
「価値創造」する市場 ―情報ネットワーク化による市場機能の進化―
  :基礎情報学との関係を中心に
日時:2024年12月21日(土)14時00分~16時00分
形態:オンライン(Zoomを使用) ※アクセス情報は前日までに送付いたします
発表者:安藤元博
コメンテーター:辻本篤 (司会:西田洋平
 本発表は西垣先生にも審査いただいた安藤の博士論文の要旨を、特に基礎情報学との関係に焦点をあてて報告するものである。
 論文全体の狙いは、市場社会、とくに情報ネットワーク化された市場社会の「価値創造」機能を示すことにある。「価値」とは何か、「価値」はいかに創造されうるのかという問いを通じて、市場交換それ自体が「価値」を発見し創造する機能をもつこと、及びそれゆえに市場に伴うとされる諸問題を自ら超克する可能性を導く。
 その際、市場社会を「閉鎖系」の情報システムとしてみることでその「価値創造」機能を説明することができるのではないか。論文内でも展開した基礎情報学との関連についての議論をしていきたい。
参加ご希望の方は、以下の申込フォームからお申し込みください(締切:12月19日)
https://forms.gle/qyVVkXMoGcDbx5i78
※過去にも公開研究会へご参加頂き、ネオ・サイバネティクス研究会からの
ご案内のメールを受信中の皆様 については、お申し込み不要です

(2024.5.21)
Hanart Press/Hanart Forumによる国際オンラインレクチャー(哲学者ユク・ホイ氏ら主宰)
 「Cybernetics for the 21st Century, Part II: Cybernetics to Come」
の中で、西垣通によるレクチャー「On the Informatic Turn Caused by the Generative Artificial Intelligence」が公開されています。

新 基礎情報学 ―機械をこえる生命

西垣通 (著)

NTT出版(2021/6/18)


反ホモ・デウスのために ―トランス・ヒューマニズムとデータ至上主義の誤謬を証し、ディストピアを回避する方途を理論的に探る、〈基礎情報学〉の決定版。多様な人間/生命が息づく未来に向けた、これまでの研究の集大成が刊行されました。
【 音読ブラックスワン(黒鳥社/blkswn)にて、
 第五章の部分朗読 が ポッドキャスト配信中 です 】
 

西垣通 インタビュー公開】(2022.6)
「情報学から見たAI」
 https://www.repre.org/repre/vol45/special/nishigaki/(聞き手:原島大輔
( 表象文化論学会ニューズレター『REPRE』Vol.45 小特集:人間生活、意味、記号 )

河島茂生 インタビュー公開】(2021.8)
「「AI倫理」が世界の認識をアップデートする。」
 https://note-infomart.jp/n/n73e4ef4bb327

椋本輔 寄稿】(2021.8)
椋本輔・上松大輝「戦争関連資料をつなぐメタデータ共有システムの構想」
『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』第36号・特集「戦争の記憶と記録」

【2021.4.21  河島茂生  登壇イベントレポート および インタビュー公開】(2021.6)
■イベントレポート
「倫理的なAIデザインと持続可能性ーこれからのデジタルサービスとの向き合い方」
 https://ggpartners.jp/event/000102.html
■インタビュー
「求められる人工知能倫理の構築」
 https://ggpartners.jp/article/000099.html

(共同研究の開始についてのお知らせ)
基礎情報学/ネオ・サイバネティクスの観点から、以下のような共同研究を開始しました。
研究タイトル:
「機械と人間との感性および創造性の異同をめぐるネオ・サイバネティクス的研究」
(A study of the differences of sensitivity and creativity between humans and machines from the perspective of Neocybernetics)
本研究をつうじて、「人間や生物の管理のためではなく、生物としての人間の自律的な創造性を活性化するために機械を利用する条件を整える」という、社会情報学的課題に寄与することを目指しています。
⇒ 詳細情報

【2019.10.31 西垣通 講演・アーカイブ動画公開】(2021.4)
【2019.10.14 西垣通 講演・アーカイブ動画公開】(2020.12)
【西垣通 鼎談】(2020.9)
「人間と機械の境界」- HITE-Media(浅田稔×西垣通×國領二郎)

WEBマガジン RAD-IT21 にて、が掲載されています。
AI時代の「自律性」: 未来の礎となる概念を再構築する

河島茂生 (編著)
西田洋平原島大輔谷口忠大椋本輔ドミニク・チェン辻本篤 (共著)

勁草書房(2019/10/31)


社会の方向性を左右する概念、「自律性」。これまでの学知に基づき整理し体系づけることで、人工知能時代の対話の基盤を整備する。

ネオ・サイバネティクス研究会の成果をまとめた3冊目の書籍が刊行されました。

 

社会情報学』第8巻1号・特集「ネオ・サイバネティクス」

社会情報学会(2019)

社会情報学会(SSI)の学会誌『社会情報学』第8巻1号にて、「ネオ・サイバネティクス」をテーマとした特集が組まれ、研究会メンバーによる論文が掲載されました。


基礎情報学のフロンティア
基礎情報学のフロンティア: 人工知能は自分の世界を生きられるか?

西垣通 (編著)
柴内康文北村智河島茂生渡邊淳司大井奈美原島大輔 (共著)

東京大学出版会(2018)


「そもそも知能とはなにか」「情報とはなにか」という問いに日々直面することになった人工知能の時代。メディア、創発性、意識、倫理などをめぐる問いから、「基礎情報学」の最新の研究成果をまとめた論集。(TRC MARCより)

ネオ・サイバネティクス研究会の成果をまとめた2冊目の書籍が刊行されました。


基礎情報学のヴァイアビリティ: ネオ・サイバネティクスによる開放系と閉鎖系の架橋

西垣通河島茂生西川アサキ大井奈美 (編著)
ドミニク・チェン辻本篤大黒岳彦西田洋平 (共著)

東京大学出版会(2014)


情報のもつ「意味」を「生命体にとっての価値」と定義し、情報現象を根源的に捉え直し、新たな知の体系を構築する。(TRC MARCより)

ネオ・サイバネティクス研究会の成果をまとめた初の書籍が刊行されました。


 
 

新刊紹介


仮面の時代: 心のありかをさぐる
新曜社 (2024/12/5)
日本記号学会 (編)
椋本輔 が特集編集・執筆に参加しています。


生成AI社会: 無秩序な創造性から倫理的創造性へ
毎日新聞出版 (2024/10/19)
河島茂生 (著)



記号創発システム論: 来るべきAI共生社会の「意味」理解にむけて
勁草書房 (2024/9/1)
谷口忠大 (編著)
西田洋平 が共著に参加しています。



現代思想2024年7月号: 特集=ウィーナーとサイバネティクスの未来
青土社 (2024/6/27)
大井奈美河島茂生大黒岳彦西田洋平原島大輔 が寄稿しています。



情報とメディア(シリーズ・現代社会学の継承と発展 6)
ミネルヴァ書房 (2024/3/30)
正村俊之・金子勇・吉原直樹 (編著)
河島茂生 が共著に参加しています。



デジタル社会の罠: 生成AIは日本をどう変えるか
毎日新聞出版 (2023/10/31)
西垣通 (著)



未来社会と「意味」の境界: 記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム
勁草書房 (2023/8/30)
谷口忠大・河島茂生・井上明人 (編著)
西田洋平原島大輔椋本輔 が共著に参加しています。



人間非機械論: サイバネティクスが開く未来
講談社選書メチエ (2023/6/12)
西田洋平 (著)



OPEN SEMIOTICS. VOLUME 4: Life and its Extensions
岩波書店(2023/6/22)
Amir Biglari  (編)
椋本輔 の共著論文が収録されています。



超デジタル世界:DX、メタバースのゆくえ
岩波書店 (2023/1/20)
西垣通 (著)