はしがき 西垣通・河島茂生・西川アサキ・大井奈美
序章 基礎情報学のヴァイアビリティ 西垣通
第Ⅰ部 「デザイン=行為」を導く第1章 基礎情報学の情報システムデザインへの応用に向けた試論 ドミニク・チェン第2章 階層と浸透の間で: 相補的基礎情報学の可能性 西川アサキ
第Ⅱ部 「現実社会」を写像する第3章 創発するネットコミュニケーション: 「炎上」の社会、人格、心理 河島茂生第4章 「HACSモデル」による職業体験型テーマパーク・アクティビティの考察: 観察者の重層的学習プロセスの展開 辻本篤
第Ⅲ部 「世界観」を提示する第5章 情報的世界観と基礎情報学 大黒岳彦第6章 情報伝達という擬制(フィクション)と主体としての生命:基礎情報学的生命論の射程 西田洋平
第Ⅳ部 基礎情報学のコンテクスト第7章 ネオ・サイバネティックな創発: ポストヒューマンの再調律 ブルース・クラーク & マーク・ハンセン(大井奈美訳)第8章 暫定的閉鎖系についての一考察 西垣通