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カテゴリ
単著
タイトル
超デジタル世界 DX,メタバースのゆくえ
出版年
2023
出版者
岩波書店
超デジタル世界 DX,メタバースのゆくえ
西垣 通
岩波書店(2023/1/21)
岩波新書 新赤版 1956
誹謗中傷やフェイクニュースがあふれ、詐欺やサイバー犯罪で脅かされる場となりつつあるインターネット。DXやメタバースがこの傾向を助長することはないのか。AIは解決の切り札になるのか。日本がデジタル後進国となってしまった原因は? インターネットを健全な集合知のうまれる場とする道筋を考え、日本のとるべき道を探る。
目次
はじめに
第一章 DXとはオープンネット化
デジタル敗戦
行政デジタル化の挫折
DXの本質
オープンネットの弱点
デジタル庁の役割
第二章 メタバースの核心
超世界のなかのAI
AIユートピア
シンギュラリティと超人間主義
AIディストピア
メタバースと意味の不在
ソサエティ5・0
第三章 ネット集合知をうむオートポイエーシス
インターネットの分権思想
集合知を問い直す
ポストモダニズムとデータ科学の矛盾
新実在論の限界線
主観が客観をつくる
ネオ・サイバネティクスと閉鎖性
オートポイエーシスから基礎情報学へ
第四章 分断深めるデジタル大国アメリカ
トランプ現象とQアノン
集合知シミュレーションの教訓
デジタルな魔術的支配
多文化主義の陥穽
没落する中間層
ポスト・アメリカニズムへの渇望
第五章 日本はデジタル化できるのか
輸入される知
トップダウンDXの危うさ
オモテナシの裏側
内むきの完璧主義
日本人とロボット
安心サブネットと情報教育深化
主要引用参照文献
図表出典一覧
内容紹介
日本はなぜデジタル後進国となったのか? デジタル化に向けて一直線に進むのは正しい選択なのか。本質を問う。
参照
記入者:
admin
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